wjk STAFFの推しアイテム|02 wjkの代名詞、バナナシルエットパンツ。歴代モデルの魅力とこれから。
wjkのアイテムを長年企画・販売してきたスタッフが語る、歴代の推しアイテム。数ある商品の中でもそのアイテムに愛着を感じるポイントや、長く愛用する中で加わった経年変化による魅力をご紹介。
商品企画も手掛ける名古屋店店長の玉川が語るのは、wjk初期から様々な素材やスタイルを取り入れながら毎シーズンリリースしているバナナシルエットパンツ。wjkの代名詞とも言えるこのパンツの中から、玉川自身も愛用している歴代モデルと共に、その歴史と魅力を語ります。
ー これまでアイテムのストーリー紹介でも語ってきたバナナシルエットパンツ。wjkのバナナシルエットパンツの歴史と魅力とは?
玉川:個人的にも気に入ったアイテムは色違いで持っていたりして、12〜3本くらいのバナナシルエットパンツを持っています。僕は元々ブーツが好きで、ブーツには一番このパンツがマッチすると思っていて。
そもそもwjkのバナナシルエットパンツは、初期に色濃くその影響を受けたイタリアのブランド「CARPE DIEM(カルペ ディエム)」がレザー素材で発表したこのスタイルを、カジュアルにアレンジするところからはじまっています。
内側に湾曲するシルエットによって、内股部分に沿って脚が長くスタイルアップして見えるバナナシエルエットパンツ。これをアメカジやミリタリー、デニムなど日常の中で穿きこなせるアイテムに仕上げています。
リリース当時はブーツカットデニムが流行っていましたが、美しいシルエットのバナナシルエットパンツはハードなスタイルも野暮ったくならず人気がありました。それから時代と共にスリムなスキニータイプのものやジャージ素材のものなど様々なアレンジを経て今なお愛されているアイテムです。
ファッション雑誌『LEON』でもイタリアアーミースタイルのバナナシルエットパンツなどの別注アイテムを扱っていただいていますが、「wjk=バナナシルエットパンツ」のイメージが定着しているのかなと思います。
ー 歴代のバナナシルエットパンツで扱ってきた素材・スタイルとは?
玉川:素材で言うと、先ほども紹介したデニムや日本製にこだわったジャージー素材、メルトン生地やカルペディエム同様にMONTEBELLO(モンテベロー)のスパイウォッシャブルレザー素材も展開したことがあります。
デニムでは本来バッグなどのアイテムに使われるような分厚い23ozの生地で贅沢につくられたアイテムも。全パーツに23oz生地を使用するとあまりに硬いため、内股部分には動きやすさを重視して別生地を使用していますが、当たりが出やすく穿き込むごとに増す変化を楽しめる1本に仕上がっています。
wjkこだわりの素材の中でも、特に和歌山の風神莫大小さんに生地の製造をお願いしているジャージー生地のバナナシエルエットパンツは、生地づくりから加工にまでこだわった他ブランドにはないアイテムです
※風神莫大小さんの生地に関する記事はこちら
https://wjkproject.com/story05/story05
https://wjkproject.com/story06/story06
ー wjkのバナナシルエットパンツのこれからと、AWでリリースしている商品は?
玉川:wjkにはしわ加工やバナナシルエットパンツ、生地製造や後加工へのこだわりなどさまざまな「らしさ」を持ち合わせていますが、新しい要素を取り入れながらもその「らしさ」を組み合わせながら商品づくりをするようにしてきました。
試作をつくってみて、見た目はかっこいいけどあまりにタイトすぎたり失敗した素材も数多くありましたし、まだまだチャレンジしていない素材もあります。ただ、流行り物をつまみ食いするだけの刹那的なものづくりではなく、同じことを変わらず続けながら進化していくことが重要だと考えています。
これからもwjkらしい世界観を大切にしながら、新しい素材や魅力の発見ができるようなものづくりを続けていけたらと思っています。
玉川:今シーズンもスキニーカーゴやイタリアアーミースタイル、デニムジャージー素材でバナナシルエットパンツを展開しています。変わらない魅力をさらに磨きあげたラインナップになっていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
banana knit denim(OW) 現在はお取扱いがございません。 |
banana knit denim(used) 現在はお取扱いがございません。 |
【LEON別注】italy-army banana pants 現在はお取扱いがございません。 |
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M65 skinny pants 現在はお取扱いがございません。 |