2024 SS |グイディ社レザーのシューズ第3弾。名品をリデザインしたderby shoes。
選び抜いた希少なレザー素材と日本の職人によるオリジナルシューズシリーズの第3弾。今回も靴職人であり「研究者」でもある荒井弘史さんが、wjkが考える「普遍的で不変な魅力のある靴」を手がけます。
靴職人 荒井弘史の靴づくりについてはこちらの記事もご覧ください。
靴職人 荒井弘史の靴づくりについてはこちらの記事もご覧ください。 |
derby shoes(GUIDI calf)
wjkのルーツであるイタリアのブランド「CARPE DIEM(カルペ ディエム)」のS45をソースにしたシューズ。S45はソールのエッジ部分まで丹念に削られていたり、つま先の上がったシルエットの美しさが特徴。名品を紹介する書籍などでも定番のレザーシューズで、名品を語る上では欠かせないアイテムです。
つま先の上がったシルエットは、靴づくりの中でラスティング(吊り込み)という、革を木型に吸い付くように引っ張り伸ばして釘を打つ工程により生み出されます。吊り込みの大きい靴は長時間履くと疲れやすいですが、日本人の足に合った木型を使用することで履き心地の良さにもこだわっています。
つま先幅もシェイプすることでカジュアルな印象を抑え、綺麗めな服とも合わやすいシルエットに。足首のカットも脚のシルエットが綺麗に見えるようパターンにもこだわりました。
レザーはグイディ社のカーフを使用。グイディは伝統的な手法に基づき唯一無二の革をつくるイタリアのタンナー(革メーカー)であり、前シーズンの「center seam back-zip boots」、その前の「military ankle boots」にも採用したレザーです。グイディ社のレザーは繊維の細かいカーフ(仔牛)レザーの中でも大きく厚みのあるサイズを使用しており、柔らかいだけでなく長く履き続けられる強さが魅力です。
カラーは「black」と、顔料を使った特殊加工により白く掠れた味わいを出した「dusty white」の2色。「dusty white」は靴職人の荒井さんが靴づくりを研究する中で「汚れの定義とはなにか?」「汚れと味のちがいはなにか?」という問いから生まれた表現で、wjkのシューズシリーズの中でもファンの多いディティールです。
「グッドイヤーウェルト」というソールが傷んでも修理しながら長く履くことのできる製法でつくることで、上質なレザーを使ったシューズの経年変化を楽しみながら、長く履き続けられる一足に仕上がっています。
靴紐を通す穴の裏側にハトメを施し、紐を結ぶ際にレザーが劣化しにくいように。
メンズカジュアルレザーシューズの中ではマニア向けと言える短靴は、定番のレースアップブーツやバックジップブーツに比べるとユーザーも少ないですが、カジュアルにも綺麗めにも合わせやすいのが魅力。
■military ankle boots(GUIDI calf)|レースアップシューズ https://wjkproject.com/story16/story16 |
細身なパンツにはもちろん、太めのパンツや丈の短いショーツにも合わせやすいアイテムです。
wjkではこれまでも何度かリリースしてきたモデルですが、今回は改めてパターンから見直しリデザインした自信作。
グイディ社のレザーは供給が不安定で大変希少な素材ではありますが、レースアップブーツ、バックジップブーツに並ぶwjkの定番シリーズとして展開していきたいと考えています。
アパレルブランドが展開する靴の中には1シーズン履いたらあっという間に劣化してしまうものも多いですが、wjkの靴はレザーシューズブランドにも引けを取らない、長く履き込むことのできるものに仕上げています。
上質なレザーとシルエットにこだわった一足をぜひお試しください。
derby shoes(GUIDI calf)
¥110,000 |