2023 SS|名品へのリスペクトから生まれたデニムジャケット。

2023 SS|名品へのリスペクトから生まれたデニムジャケット。 - wjk

wjkの2023 SSのラインナップでは、 LEVI'Sの名品をリソースにしたデニムジャケットを展開しています。


 denim jacket type2 ( used / OW )

デニムジャケットの定番ブランドといえば、 LEVI'S、Lee、Wranglerなどがありますが、今回リソースとしたのは LEVI'Sの中でも「2nd」と言われるモデルです。

 
20世紀初頭に登場したデニムジャケットは、当初は金鉱夫や農夫など屋外で働く人々のために作られた厚手で耐久性のある作業服でした。
LEVI'Sのデニムジャケットはリリース時期によって1stから4thまで区分けがされており、19世紀後半から半世紀にわたりつくり続けられた「Lot.506XX」は通称「1st」と呼ばれ、現代まで続くデニムジャケットスタイルの礎となっています。
その後、戦後の好景気に沸くアメリカで1952年に誕生したのが「Lot.507XX」、通称「2nd」。1962年、ワークウエアからファッションアイテムへの変化の中生み出されたのが「Lot.557XX」、通称「3rd」。そしてカウンターカルチャーの台頭と共に1967年に誕生した「Lot.70505」、通称「4th」です。
今回は、まだワークウエアとしての佇まいを残す2ndをリソースに、wjkらしいアレンジを加えたジャケットを展開しています。
 
 

デザインディティール

 2ndの特徴である蛇腹に織り込んで縫われた前立てとボックス型のシルエットは踏襲。ビッグシルエットが主流になりつつありますが、wjkでは体にフィットしたタイトめなシルエットに仕上げています。

 

片側ポケットだった1stから両側ポケットに進化した2ndの胸ポケットは、フラップありの仕様を採用しつつ、ボタンを無くすことでシンプルに。ポケット位置は下げすぎるとワークウエアの印象が強まるので、高めの位置で綺麗めにも着こなせるようにアレンジしました。

 

昨今ではデニムも価格が高騰していますが、13ozの横糸が密なヘビーウエイト生地を使用し、ヴィンテージらしい加工の映えるしっかりとした素材選びにもこだわっています。ウォッシュ加工を施したusedモデルは、世界屈指の加工技術を有する岡山県井原市で職人による手作業シェービングを行い、使い込んだような自然な仕上がりに。

 

古着界隈では希少とされている、ビッグサイズのみに見られるTバックを採用し、wjkの「背ハギ」デザインとリンクさせています。


 

1990年代にはレプリカジーンズが乱立し、資産価値が見出されてからはさらに価格が高騰している古着のデニムアイテム。ヴィンテージ品には人々を惹きつける、唯一無二の魅力があります。


一方で名品と言われる服をリスペクトし、アレンジをしながらも、次世代のヴィンテージに成り得るような上質な1着を新たに手がけていくことも、服づくりを手がける者として重要な役割だとwjkは考えています。

かつてwjkでは、アメリカのヴィンテージを復刻するデニムメーカー、DENIME(ドゥニーム)とのコラボレーションも手がけ、デニムアイテムにも力を入れてきました。

古き良き名品を読み解き、その魅力を新しい「本物」に吹き込んでいくことが、wjkが考える「変わらない良さ」を秘めた服だと思っています。

 

 

denim jacket type2(used)

¥52,800 TAX IN

現在はお取扱いがございません。

denim jacket type2 (OW)

¥46,200 TAX IN

現在はお取扱いがございません。