2023 AW|名品を磨き続ける。wjkのバナナシルエットパンツシリーズ。

2023 AW|名品を磨き続ける。wjkのバナナシルエットパンツシリーズ。 - wjk

2023 AW のバナナシルエットパンツの中から3D縫製アイテムの3型を紹介。シンプルかつ品のあるアイテムに仕上がっています。

 


banana pants series

今季は wjk の代名詞とも言えるタイト・バナナ・シルエットのパンツから、3D縫製で仕上げたアイテムを3型リリース。デニム生地の「banana denim pants (OW)」「banana denim pants (used)」、チノパンツの「banana chino pants」を展開しています。

 

バナナシルエットのパンツは、wjk 創業当時のデザイナーが影響を受けたイタリアのブランド「CARPE DIEM(カルペ ディエム)」からインスパイアされつくり続けているモデル。wjk では初期から多くのシリーズを展開しています。

 

 wjk STAFFの推しアイテム|02 wjkの代名詞、バナナシルエットパンツ。歴代モデルの魅力とこれから。

https://wjkproject.com/recommend03/recommend03


初期にはミリタリーやアメカジに転用したことで注目を集めましたが、その後も様々な形で展開してきたバナナシルエットパンツ。普遍的な魅力ある「名品」としてリスペクトしながら丁寧につくり続けてきました。


 

今回展開している3型は立体裁断した生地を3D縫製した、捻れたような縫い上がりが特徴。細かく分けたパーツを直線断ちする一般的なつくり方と比べて、1ピースで複雑な形状を切り出すこの技法は贅沢な生地使いになります。

 

それにより高いフィット感が生まれ、湾曲させた膝の外側に皺が寄ることで立体的なシルエットになります。

今回はフックシャツにも使用しているフックパーツをパンツのウエスト部分に使用しました。フックシャツはバナナシルエットパンツと並ぶ wjk の代表アイテムです。


 

フックに合わせて、ファスナーではなくボタンを使用することでイギリスの古いパンツのようなパンツデザインの原点を意識したディティールに。

断ち切りなどの装飾性をなくし、ウエストも生地を重ねずに1枚で縫製。カラーステッチなどの要素も省いた極めてシンプルな仕上がりの中で、バナナシルエットの魅力を最大限に際立たせながら品のある仕上がりを目指しました。

 

タイトなシルエットですが履き心地と可動性を考慮して、生地にはストレッチを効かせています。バナナ型のシルエットにより生まれる膝の外側の皺と、長めの丈により裾にも皺が寄りアクセントに。

シンプルで美しいシルエットと、ヴィンテージライクなディティールにこだわった今季のバナナシルエットパンツシリーズ。シンプルな着こなしにも綺麗めなアイテムとも合わせやすい仕上がりです。


 

多くのブランドが目新しさを求めて毎年アイテムを変化させていく中、wjk が変わらずに同じアイテムをつくり続けるのには理由があります。


名品が持つ普遍的な魅力に向き合いつくり続けることで、その魅力を時代に合わせながら昇華させていきたい。それが wjk のブランドの「根」であると考えています。

何度も何度も繰り返し同じアイテムに向き合い、考え、つくり続けることは容易なことではありません。ですが何年、何十年と繰り返すからこそ見えてくる新たな魅力もあります。

変化の大きい時代だからこそ、その中で繰り返し磨き続けてきたものには簡単に揺らがない強さがある。wjk は、そんな実直な服づくりを続けるブランドでありたいと思っています。

 

 

banana denim pants (OW)
¥40,700 TAX IN


ヴィンテージライクな素材感に独自のデザイン性をプラスすることで唯一無二の存在感を生み出したスリムシルエットデニムパンツ。素材にはキックバックにすぐれた13ozのヘビーウェイトストレッチデニムを採用。

banana denim pants (used)

¥46,200 TAX IN

ヴィンテージライクな素材感に独自のデザイン性をプラスすることで唯一無二の存在感を生み出したスリムシルエットデニムパンツ。50年代から続く岡山「井原」の職人のシェービング、ダメージなどの技術をwjkの感性を通して構築した加工。

banana chino pants
¥35,200 TAX IN

イギリス軍の制服をルーツとするチノパンツ。今ではメンズカジュアルの代表的ベーシックアイテムをwjkの解釈で再構築。
シルエットの映えるパタンニング、程良いデザイン性をプラスすることでwjkらしい存在感に仕上げた1本。