2022 AW ミリタリー03|グイディ社のレザーと職人の手でつくられる、不変で新しいS52ミリタリーブーツ。

ミリタリーアイテムを強みとするwjkが展開する、希少なレザー素材と日本の職人による唯一無二のミリタリーブーツ。靴職人であり「研究者」でもある 荒井弘史さんの手によって形になった、wjkが考える普遍的で不変な魅力のあるブーツをご紹介します。
靴職人 荒井弘史の靴づくりについてはこちらの記事もご覧ください。 |
01|military ankle boots
wjkが展開するミリタリーブーツは浅草に工房を構える靴職人、荒井弘史さんによる伝統的製法に支えられています。
wjkがはじめてミリタリーブーツの依頼をした2014年当初はアルチザンブランドとしての考え方の共有に試行錯誤が必要でした。「普遍」であり「不変」。それでいてただスタンダードなだけではないwjkの考えるミリタリーブーツを形にできたのは、元々イタリアの伝統製法による靴づくりに長けた職人でありながら、「研究者」として靴本来のあり方に向き合う荒井さんだからこそ。
何度も試作を重ね完成させたwjkのミリタリーブーツは、今では根強いファンの多いアイテムです。

「長く履き続ける」に向き合ったブーツ
一般的に海外製ミリタリーブーツの多くは革も硬く、海外の方の骨格に合った木型を使用しているため日本人の足では履き馴染むまでに酷い靴擦れを起こすこともあります。
しかしwjkのブーツはミリタリーの文脈を汲んだデザインディティールにこだわりつつ、日本人の足に合った木型を使用。さらに強さと柔らかさを兼ね備えたレザー素材を使用することで足への負担の少ない、履き心地の良いブーツに仕上げています。

使用したレザー素材は、伝統的な手法に基づき唯一無二の革をつくるイタリアのタンナー(革メーカー)、グイディ社のカーフレザー。グイディ社のレザーは繊維の細かいカーフ(仔牛)レザーの中でも大きく厚みのあるサイズを使用することで、柔らかいだけでなく長く履き続けられる強さが魅力です。
新規の取引が困難で欲しくても手に入らない希少なレザーですが、運良く手に入った数十足分で制作したのが今回のブーツ。カラーもブラックのみだったため、顔料を使った特殊加工のものもつくりました。手作業による掠れた風合いは、一つとして同じもののない唯一無二の仕上がり。荒井さんだからこそ実現できた特別な加工です。

デザインはwjkが強く影響を受けたカルペディエムでも定番のS52をソースとしています。S52の特徴は、通称「おでこブーツ」と言われるつま先にボリュームのあるフォルム。ブーツの羽部分が短く、ノーズを長く見せることでスリムな印象になると共に、つま先のボリュームも強調されるバランスで設計しています。脱ぎ履きがしやすいようにサイドジッパーもつけています。

近年ではソール面がギザギザとしていて、防滑性と耐久性に優れた「コマンドソール」が主流となっており、ミリタリーブーツもアウトドアに適したデザインに進化していますが、wjkではクラシックな印象を残している40年代頃のミリタリーブーツをソースとしています。
スリムなパンツとも相性が良いですが、ボリュームのあるパンツと合わせても負けないコーデができるのも魅力。ブーツ丈は長すぎても短すぎてもパンツとの合わせが難しいですが、全体を見せられるアンクル丈にすることで、ブーツが主役のコーデにも。

「こんなに “ 普通 ” なのにどんな服とも合わせやすいし、履き込んでいくとどんどん好きになる」と、長く履くことでwjkのブーツのファンになったと言うお客さまや、他のものを買いに来店されたはずが実物を見て魅力に惚れ込み、ブーツだけを買って帰られる方もいるほど。
近年はスニーカーブームもあり久々のブーツの展開ですが、「もう他のブーツは履けない」という方や、同じ型の色違いを揃えるファンも多いwjkのミリタリーブーツ。ぜひご覧ください。
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military ankle boots ¥132,000 TAX IN wjkのルーツであるCDIEMの代表的なモデルS52を彷彿とさせる特徴的なトゥボリュームで仕上げた5ホールのアンクルブーツ。 |